withコロナが提唱される昨今、マスクの着用やアルコールの常備はある種スタンダードになりつつあります。
一方、どれだけ対策を講じても、自分がコロナウイルスに罹患してしまう可能性はゼロにはできませんよね。
そして、そこで気になるのが「クルーズ中に感染が発覚したらどうなるの?」というポイント。
豪華客船は規格外の広さとはいえ、閉鎖空間の中で行われる処置は全くの未知数でしょう。
本記事では、乗船後に感染してしまった場合の対応について解説するので、クルーズを予定している人はぜひ参考にしてください。
渡航中に感染した場合の対応とは
ここではさっそく、渡航中に感染してしまった場合の対応について解説します。
昨今の拡大状況では、いつ自分が罹患してしまうかはまったく見当もつきません。
予防を行いつつ、陽性反応がでた後のこともきちんと想定しておきましょう。
船内で隔離措置が取られる
まず結論として、PCR検査で陽性反応がでた場合は船内の特定スペースにて隔離されることになります。
食事に関しては差し入れてもらえますが、原則として他の客室や家族友人との接触も行えません。
そして、最寄りの寄港地へ到着したら下船し、現地の医療機関へ移動する流れですね。
もちろん、船内には特殊な研修を受けた専門医が常駐しているので、医療的な処置に関しては安心して良いでしょう。
感染者と濃厚接触者以外の乗客は、発地港まで下りられないので、あわせて覚えておきましょう!
クルーズ旅行はその場で中止になる
1人でもコロナ感染者が確認された場合は、クルーズ旅行自体が中止となります。
ただし、海の真ん中というシチュエーションも十分考えられるので、正しくは最寄りの寄港地、あるいは発地に引き返す、というイメージの方が正しいかもしれませんね。
当然、予定されていたイベントはすべてキャンセルとなり、フィットネスやプールなども使用禁止となります。
船内クラスターを最大限防止するための措置ですね!
差額分は返金される
寄港地で下船した場合は、クルーズ旅行自体が取りやめになってしまいますが、その分の差額は後ほどきちんと返金されます。
具体的には、既に支払った分の代金と渡航が済んでいる期間から算出されるので、詳細は代理店や船会社に確認してみてくださいね。
ただし、寄港地の医療機関へ向かうための移動費は自費になってしまうため、万が一に備えて保険には加入しておいた方が良いでしょう。
楽しめなかった分の代金はきちんと返ってくるので、その点は安心してください!
クルーズ旅行のコロナ感染で押さえておきたいポイント
クルーズ旅行は、地上とは大きく異なる特殊な環境なので、有症者の判断基準や陰性後の措置にも違いがでてきます。
正しく把握しておかなければ、戸惑ってしまう可能性もあるため、あらかじめ押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。
有症者の判断基準
クルーズ旅行中に以下のような症状が見受けられる場合は、船医の判断に基づいてPCR検査を受けることになります。
自己診断するための指標にもなるので、乗船前にしっかり押さえておいてください。
・発熱
・咳、呼吸困難
・倦怠感、咽頭痛、関節痛
・下痢
・味覚、嗅覚異常
・その他船医がコロナ感染を強く疑う症状
たとえ自分が問題ないと思っても、船医の判断次第ではPCR検査を受ける義務が発生し、自室で隔離されることになります。
また、上記に該当していなくても有症者として認定されるケースもあるため、必ず指示に従いましょう。
濃厚接触者と判断された人も隔離措置が講じられるので、こちらもあわせて覚えておきましょう。
陰性でも下船を指示される可能性がある
地上でコロナウイルスが陰性となった場合は、基本的に会社や学校などは復帰して問題ないケースがほとんどですよね。
しかし、クルーズ船は数百名以上が乗り合わせる閉鎖空間なので、もしPCR検査で陰性判定がでたとしても、船医の判断次第で自室隔離が継続し、下船を求められる可能性があるのです。
そのため、たとえ結果に反映されずとも、先ほど触れた症状のいずれかがあまりにもひどい場合は、クルーズ自体が中止になると思っておいた方が良いでしょう。
もちろん、症状の度合いによってはそのまま旅行を楽しめるケースもあるため、当日は船医の指示に従ってくださいね。
途中で下船するのは残念ですが、自分でも疑わしいと思った際は早めに船医に相談しましょう!
コロナ禍のクルーズ旅行で準備しておくもの
ここからは、もし自分が罹患した場合に備えて、乗船前に準備しておきたいものを解説します。
非常時を無事に乗り切るためにも、ぜひ参考にしてください。
海外で使えるクレジットカード
罹患した場合は、海外の寄港地に下船することになる一方、感染者、あるいは疑いのある有症者として、電車やバスといった公共交通機関が利用できないのです。
したがって、救急車などであれば安心ですが、場合によってはタクシーに乗る可能性もあり、医療機関までの距離次第で料金が高額になるかもしれません。
また、無事に退院できても治療費(現地の基準による)やその後の飛行機代が発生するため、海外使用に対応した国際ブランドのクレジットカードは必須といえるでしょう。
ただし、カード払い自体を受け付けてもらえないケースも想定される上に、通常の外出ができないのでキャッシング端末にも向かえません。
そのため、万全を期すのであればドルなどの国際的に普及している現金を持っておくのもおすすめですよ。
最悪の場合は、家族に海外送金してもらうのも良いですね。
海外旅行保険に加入しておく
海外でもコロナウイルスの特例はあるかもしれませんが、一般的に現地の医療費は高額になるケースがあります…
そのため、あらかじめ医療関連の出費がカバーできる保険に加入しておくのがおすすめであり、もちろん証書も忘れずに持参しましょう。
一概にどんな商品が良いとはいえませんが、代理店のスタッフに相談してみるのも良いですね!
備えあれば患いなし!海外寄港ツアーでは保険はマストです!
渡航中のコロナ感染は他人事じゃない!もしもの対策を万全にしておこう
本記事では、渡航中にコロナウイルスに罹患した際のクルーズ会社が取る対応、そして事前に準備しておくべきものも解説してきました。
withコロナがスタンダードになってきた昨今、閉鎖空間でもあるクルーズ船内での対策は特に厳格なものとなっています。
船医の判断次第では、たとえ陰性であっても途中下船することになるので、乗船前にセルフチェックしておいても良いですね。
また、万が一の場合に備えて、クレジットカードと保険はマストです!
極力万全の状態に整えて、最高の時間をしっかりと満喫しましょう。
そんな感じっっ
おわりっ
- 豪華な船内で過ごす優雅なひととき💎
- 海外文化との触れ合い🎀
- 目を見張るほどの美しい景色✨
などなど、クルーズ旅行には魅力がイッパイ!
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