ヒトデです!
クルーズ旅行に行く!って決めた時は、やっぱり事前に下調べしますよね!
ヒトデも経験者として色んなこと聞かれるけど、その中でも大体答えられないのが
「ギャングウェイってなに?」って質問。
それでその後に続いて聞かれるのが
「海賊の縄張り…?え、クルーズ旅行って危ないの?」っていうところまでがセットになってますね。
正直なところ、最初に知った時はヒトデも同じこと思ったし若干身構えてました…
ただ、実際のとこは危険どころかクルーズ船には必要なもので、きっと名前の由来を知れば納得できますよ!
今回はそんな物騒なお名前のギャングウェイについて解説していきます!
ちなみにこの記事では本当に海賊について解説してるので、是非読んでみて下さい!
ギャングウェイってなんなの?
結論からいっちゃうと、ギャングウェイってこれのこと!
クルーズ船の乗下船に必要不可欠なタラップのことを指していて、船と陸地の間に渡された板みたいなものがそもそもの発祥と言われてます。
ちなみにこのギャングウェイは飛行機にも使われていて、状況によっては凄くコンパクトなものもあれば、左の画像みたいにエスカレーター式の豪華仕様になっていることもあるよ!
もちろんお年寄りや車椅子の方に配慮してエレベーターが併設してあるバリアフリー仕様のものもあったり
とりあえずみんなが最初に想像するようなギャングとは無縁の便利設備なんです!
名前と裏腹にとっても親切な目的で作られてるんだよ!
物騒な名前の由来って?
ギャングウェイの正体が分かったところで、気になるのが名前の由来だよね。
ヒトデが色んな人に説明する時も
「なんでそんな名前なん…」っていうリアクションが10人中15人です。
さて、本題に入るとギャングウェイの由来には主に3つの説があります!
・オランダ語のgang
・ドイツ語のgang
・船乗り達のお洒落センス
それぞれ詳しく見ていきましょう!
オランダ語のgang
オランダは16世紀頃から既に貿易が盛んで、船舶の流通ネットワークの礎を築いたといってもいいくらい。
そんな船舶と関りの深いオランダ語のgangっていう言葉が「通路」の意味で、gang wayの語源って言われてるんだ!
細かく考えるとgang(通路)way(道)ってことになっちゃうから、遠い昔のオランダではgangだけで呼んでたのかもしれないね!
そのあたりの真相は歴史の彼方!ロマン!
オランダ東インド貿易会社っていえば、学校で習った人もいるかもね!
ドイツ語のgang
次の語源はドイツ!もちろん古い時代から貿易が盛んで、ドイツ語のgangには次の意味があるよ!
・船内作業者の数人単位のグループをギャングと呼んでいた
・gangはドイツ語で列を作る
特に船内で作業する人達のことをギャングって呼ぶのは語源としてあり得そうですよね!
あと、実は物騒な方のギャングにも「集団」とか「群れ」っている意味もあるから、屈強な海の男達が集団で列を作ってタラップを渡ることも関係してるかもしれません!
船内作業者のグループをギャングと呼ぶ風習は今でも残ってるんですよ!
船乗りたちのお洒落センス
ここまではgangっていう言葉自体についてだったけど、実は船乗り同士が自分たちのことをギャングって呼びだしたことも語源になったっていう説があるんだ!
そう考えると、それぞれ語源が混ざって今の形に落ち着いたっていうパターンもありそうですよね!
船のお守りの猫もギャング!カッコいい世界ですよね。
ギャングウェイを使う時って?
次はギャングウェイを使う時についてもっと詳しく見ていきましょう!
・船員専用の出入り口
・寄港地へと続く道
それでは解説します!
船員たちの出入り口
数千人規模の乗客を乗せるクルーズ船では、基本的に船員さんはギャングウェイで専用入り口を使います!
特に航海士さんは寄港地でクルーズ船が接岸できない時なんかに乗るテンダーボートくらいでしか会うことがないけど、それにはこういう理由もあるんですね。
テンダーボートでは航海士さんを間近に見られるよ!
寄港地へと続く道
クルーズ旅行の醍醐味といえば、船内エンターテイメントと寄港地観光ですよね!
普通ならクルーズ船ごと港に着けて一斉に下船するんですけど、メインの出入り口になる2階から橋渡しができない小さな港の時は、1階の位置からギャングウェイで下船したりもします。
あとはテンダーボートで乗下船する時も同じですね!
ギャングウェイはクルーズ旅行の最中にある新たな旅に続く道なんです。
色々あるギャングウェイの種類!
ギャングウェイには、最初に触れた以外にも色々な種類があるよ!
・自走式ギャングウェイ
・客船用ギャングウェイ装置
・石油基地専用のギャングウェイ
さっそく見ていきましょう!
自走式ギャングウェイ
船舶が頻繁に出入りする港ではギャングウェイを定位置に置いておけないこともあるんです。
そんな時に便利なのが自走式ギャングウェイで、他の船が接岸する時や天候が荒れる時はギャングウェイ自体が動いて移動するんです!
コンパクトだけど真ん中で仕切られてるから乗下船が同時にできるよ!
客船用ギャングウェイ装置
さっきの自走式ギャングウェイは遊覧船みたいな小さめの規格だけど、客船用の大型ギャングウェイも自走させられるんだ!
もちろん移動だけじゃなくて上昇や下降もできて、通路自体を伸縮させることもできるよ!
大きなクレーンごと動いているダイナミックな機材だよ!
石油基地用ギャングウェイ
一般人が使うことはほとんどないけど、海上石油基地みたいな大規模施設にももちろんギャングウェイは使われてます!
引火する可能性もあるタンカーに架設することを考慮して、全てが防火仕様になっているのが特徴の1つで、不測のトラブルが起こっても自動離脱して最大限にダメージを与えないような設計になってるよ!
船以外の用途でも名前はギャングウェイ!
まとめ:ギャングウェイの先には新しい冒険が待っている!
クルーズ船に使われるギャングウェイは、乗客や船員の乗下船に欠かせない設備なんです。
なので最初に海賊を想像した人は安心してクルーズ旅行を楽しんで下さいね!
特にお世話になるのは寄港地観光の時!港が小さいとクルーズ船が接岸できないから、テンダーボートで上陸する時に使うはず!
ギャングウェイの先には更に新しい冒険が待ってるので、クルーズ旅行の時はワクワクしながら渡れるよ!
そんな感じ!
おわりっ
- 豪華な船内で過ごす優雅なひととき💎
- 海外文化との触れ合い🎀
- 目を見張るほどの美しい景色✨
などなど、クルーズ旅行には魅力がイッパイ!
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